社会福祉法人相生会様
高齢者福祉サービス

フィリピン人留学生が変えた働き方 – コロナ禍での希望の光
1. フィリピン介護人材 留学生事業(以下、本事業)を導入されてみて良かった点
彼女たちの受け入れは、正直なところ戸惑いもありましたが、フィリピンの留学生たちから「働くことの意義」を教えてもらいました。現在、卒業生と在校生合計4名の受け入れをしていますが、最初の2名が入国してきた直後に、コロナ禍に直面してしまい、彼女たちから元気・勇気をもらいました。働き方、覚悟が違います。その強さにとても励まされました。彼女たちはとても陽気で、コミュニケーションに長けています。またレクレーションをしてもらうと、入居者の方々が元気になります。
2. 本事業に関する職場での反応
最初は、どう接していいか分からない職員もいましたが、1、2年と過ごしていくうちに、お互いに歩み寄りコミュニケーションを築き上げていきました。コロナもある意味きっかけとなって、チームワークが築けたと感じます。
3. 本事業で苦労された点
言葉の壁があり、思いを引き出してあげられない時が心苦しかったです。最初は2名採用したのですが、2人ともお顔がとても似ていて、顔が覚えられなくて「心が痛いです。」と彼女たちから言われた時はとても申し訳なかったです(笑)。思いを引き出すために、積極的な言葉がけを実践しました。
4. 本事業を検討されている法人様へのアドバイス
国を置いて働くつらさを理解しながら、よくコミュニケーションを取り、組織の中に溶け込めるよう日本人側から歩み寄ることで、良い関係が築けていると感じます。